2024/05/10
  • コラム

『 チャンスの神様には前髪しかない 』 という話

【 ギリシャ神話の「カイロス」という神 】

ヨーロッパには
「チャンスの神様には前髪しかない」
という ことわざがあります。

ギリシャ神話の「カイロス」
という神からきているものです。

カイロスは頭に特徴があり、
前髪は長く後頭部は禿げているそうです。

「カイロス」はギリシア語で
「機会(チャンス)」という意味。

前髪しかないカイロス(チャンス)が
自分の前方から現れた時、

通り過ぎる前に前髪を掴めば確保できるが、
一瞬でも通り過ぎてしまったら

後ろ髪が無いカイロスの髪を
掴み確保することが出来ない。

これは、
通り過ぎてしまってから追いかけても、
チャンスをものにすることは
できないという意味です。

「追いつけない!」ということは
世界一 足の速い神なんですね(笑)♪

【 「流行(はやり)」は チャンスなのか? 】

前置きはさておき
本題に入りましょう。

「流行(はやり)」は大昔から
現在に至るまで無くなることがありません。
「現われては消え」を繰り返します。

最近でも
一気にフランチャイズの店が
大量出店しては
思うように売り上げが上がらず
閉店したり裁判になったりしている
業態も少なくありません。

一念発起して脱サラし
ブームに乗って開業したはいいが
結果、短期間で失敗に終わる。

こういう流行に乗る業種は
いつかは廃れることを覚悟した上で
やらなければなりません。

そもそも成功者は
流行る前に乗っかって荒稼ぎし
落ちる頃には撤退するのです。

それを多業種にわたって
繰り返しながら
大きくなっていきます。

株と似てますね。

もっと凄いのは流行そのものを
作り出してしまう人ですが。

「流行(はやり)はいつか終わるもの」
そう考えていないと失敗します。

【そのチャンスは本当のチャンスなのか?】

たとえ話をします。

中堅どころの工事会社があります。
ある時、大きな仕事が舞い込みます。
こんな大きな仕事はそうそう無いと
全社を挙げて取り組みました。

その大仕事の後
その会社の売上は伸び悩みました。
なぜでしょう??

その大きな仕事に
会社の戦力を大きく割いたため
既存の顧客の仕事が
ないがしろになったからです。

既存顧客は その時期、
「人が居ない」と仕事を断られ
仕方なく他社にお願いしていました。

その他社を気に入ったかもしれないし
いつもの会社に断られたことで
嫌いになったかもしれません。

結果
その中堅どころの工事会社は
既存顧客を取り戻し
もとの売上に戻るまで
何年もかかったそうです。

とにかく
「それは本当にチャンスなのか?」は
しっかり見極めないといけないんですね。

ビジネスって難しいですね。

【 私がお手伝い出来るのは3社まで 】

私がいつもお客様に言っているのは
「3社までですよ」ということ。

私が直に制作できる「文章」や
「映像制作」は、一か月あたり
3社分が限界。ということです。

もちろん
外注すれば限度など無いのですが
今のところそのつもりもなく
外注は逆に大変なことも多いので。

何が言いたいのかと申しますと、

現在、私が既に
3社の手伝いをしているとしたら

せっかくのオファーも
お断りせざるを得ないということです。
(現在の状況は内緒ですヨ♪)

もちろん
何かの理由で契約が終了する顧客も
中にはいるでしょうから
そうなったら他の会社の
お手伝いも出来るわけですが。

3社が埋まったら
とりあえず新規は受け付けられません。
というスタンスでやっています。

なので
検討頂いている個人様・企業様が
いらっしゃるのであれば・・

早い者勝ち。
鉄は熱いうちに打て。
チャンスの神様には前髪しかない。

そんな感じなんです。

【 私のサービスにもいつか終わりが訪れます 】

あともうひとつ。

私も既に50代半ばに
なってしまっているので
いつどうなるか分かりません。

何かあったらその時点で
契約は終了となってしまいます。

そうなった時は
誠に申し訳ございません。

ただし
生み出した文章や
生み出した映像は

みなさんのところに
「残ります」。

これって
私が「生きた証」になりますよね。

この仕事は
それがやりがいなんですよ♪

なのでやっぱり・・

早い者勝ち。
鉄は熱いうちに打て。
チャンスの神様には前髪しかない。

今回も最後までお読み頂き
誠にありがとうございました。

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