2025/07/30
  • コラム

【災害時に必要なもの:防災グッズ/防災用品】東日本大震災の経験から

【いまだから伝えておきたいこと】

2011年(平成23年)
3月11日(金)14:46
東日本大震災が発生。
未曾有の大災害が東日本各地を襲った。

いつ大きな災害が起こっても
おかしくないと言われている昨今。
今だからこそ伝えておきたいこと。

防災用品、防災グッズとして
用意しておけば良いと思うものを
経験からお伝えします。

【これは役にたったなというもの】

★ ランタン(乾電池式の照明)
停電=ロウソクのイメージだが、
ロウソクは暗い暗い・・・
ランタンならそれなりに明るい。

★ ラジオ
停電ではテレビはNG。
情報はラジオしかない。
多くの被災地では
大津波警報を知らなかった!

★ 乾電池式 携帯電話用バッテリー
これを持ってるのと
持ってないのでは雲泥の差がある。
乾電池とバッテリーは常に用意しておくべき。
連絡がつかないと皆心配する。

★ カセットコンロ
お湯を沸かす手段が無いと困る。
これで食事も取れるし身体も拭ける。

★ コンパクト鍋
なんにでも使える鍋。
1個あればとりあえずOK.

★ レトルト食品
避難所では最初の数日は
「おにぎり」1個という時もある。
保存期間の長いレトルトものは貴重だ。

★ 水
人間は水さえあれば食べ物が無くても
数日間は生きていられる。
それくらい水分は重要なのだ。

★ 反射式ストーブ
1台は所有しておくべき。
普段は使わないだろうが
災害時には非常に役に立つ。

★ 使い捨てカイロ
寒い時期には必需品。
避難所は寒い。毛布だけでは冷える。
身体を冷やすことは危険。
風邪のもとになるし、
臓器の機能低下を招きかねない。

★ 寝袋
アウトドアなどでよく使用する。
たためばコンパクトで持ち運びが楽。
なにより暖かい!

★ ガソリン携行缶
これは買っておくべきだった!
せめて10リットル缶。
後悔先に立たず・・・

★ ウェットティッシュ
水が貴重なため、手や身体も拭ける。
除菌も出来るのであると重宝。

★ ジャージ
着ていて楽。外出も恥ずかしくなく、
なにより洗っても乾くのが早い。

【最後に】

避難所では数日は何もない状況を耐えなければならない。
日を追うごとに水や食料、その他物資は届くようになる。
その最初の数日耐えるためのものをリュックに入れて用意しておく。
今回はこんなに大きな災害になるとは誰も思っていなかったため
避難所には「明日帰れるだろう」程度の装備でしか集まってこなかった。
みな大変苦労したと思う・・・

【当時を忘れないために一気に書きました】

『わたしの3.11東日本大震災』全編 
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